感想
ゼロで死ねるわけない。まずは、タイトルをみてドキッとしました。
でもこの本を読んでその意味、重要さを知りました。
自分が考えているほど、人生は長くはないんだなーと。
ただ、日常を過ごすだけではあっというまに時間は過ぎてしまう。
「自動運転モード」の人生はやめよう、金と時間の使い方をよく考えた上で、人生のエネルギーを最大限に活用しようと思わされました!
記憶の配当
人生でしなければならないことは、思い出作りだと著者は言っている。
「経験を増やすと、雪だるま式に幸せになれる」
私自身は、配当が大好きだ(株の話)。配当は、記憶つまり思い出にも適用されるのだ。
株の配当は、キャッシュフローを安定的に生み出してくれるが、記憶の配当は、人生を豊かにする。記憶の配当は以下の通り(超個人的です)
- ・家族と試行錯誤して作って食べた料理
- ・初めて釣った魚
- ・友人と行ったラフティング
- ・研究室で夜が明けるまで語りつくした時間(不夜城)
「金、健康、時間」を最適化する
大体の人は、若い時に金がなく、時間がある。
年齢を重ねるにつれて、金・資産を持ち、時間・責任に追われ、体力が低下する傾向にある。
よって、今しかできないであろうことが必ず存在する。
やるなら今。重い腰を上げて行動する、実践すつことが何事も重要だ。
人間、最初の一歩が半端なくエネルギーを消費する。
- ・今日は気分が乗らないなと思っていたスイミング(行ってしまえば何のことはない)
- ・勢いで申し込んだ資格、オンラインセミナー(面倒くさがらずにポチる)
- ・朝や昼休みのジョギング、ウォーキング
すべてが有意義になることはないかもしれないが、振り返ってみると、あの時行動していなかったら今の自分もないのかな~、とか思う。そして、やり始めてしまえば何のことはない、終わってしまえば、気分がすっきりしているものだ。
無理しすぎない程度で、今動き出そう!やるやらないで未来が変わる!
健康についても重要だ。
”自分の身体は一生乗り続ける取換の出来ない車と同じ”だと、有名な投資家の言葉がある。
自分の身体を大事にしよう、健康でないと初動で有利なのは間違いない。
- ・ファスティングによる減量
- ・睡眠時間の確保
- ・食生活の見直し
- ・定期的な運動
終わりを意識しよう
人は終わりを意識すると、その時間を最大限に活用しようとする。
普段過ごしている時間に目を向けて、終わりを意識してみよう。
例えば、会社員だと、通常業務は定時で終わるよう調整する。自分の手札でできる範囲を把握しておく。家で過ごす時間は、寝る時間を決めておくとよい。仕事で帰宅が遅くなれば自分の時間は無くなり、意地でも仕事を早く終わらすようになる。
- ・普段の仕事
- ・家で過ごす時間
以上、何度も読み返したくなる本である。